平成20年7月29日
文部科学省高等教育局学生支援課留学生交流室
「留学生30万人計画」について、文部科学省ほか関係省庁(外務省、法務省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省)は、平成20年7月29日付けで計画の骨子を策定し、同日の閣議後閣僚懇談会において報告しましたのでお知らせいたします。
1.背景
「留学生30万人計画」は、日本を世界により開かれた国とし、アジア、世界の間のヒト・モノ・カネ、情報の流れを拡大する「グローバル戦略」を展開する一環として、2020年を目途に30万人の留学生受入れを目指すものです。
このため、日本留学への関心を呼び起こす動機づけや情報提供から、入試・入学・入国の入り口の改善、大学等の教育機関や社会における受入れ体制の整備、卒業・修了後の就職支援等に至る幅広い施策を、上記関係省庁において検討し、このたび、その基本的な考え方や施策の方向性を「留学生30万人計画」骨子としてとりまとめました。
今後、関係省庁は、本計画の実現に向け十分に連携しつつ、施策の具体化を図ることとしています。
2.方策の項目
- (1)日本留学への誘い−日本留学の動機づけとワンストップサービスの展開−
- (2)入試・入学・入国の入り口の改善−日本留学の円滑化−
- (3)大学等のグローバル化の推進−魅力ある大学づくり−
- (4)受入れ環境づくり−安心して勉学に専念できる環境への取組−
- (5)卒業・修了後の社会の受入れの推進−社会のグローバル化−